方正友好交流の会
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星火方正
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第38号(2024年6月発行) / 1冊22記事 を表示しています。

  第38号(2024年6月発行) 第38号(2024年6月発行)表紙

皆さん、ありがとうございました1
大類善啓
「星火方正」38号をお送りいたします。本号も皆さんの貴重な会費とあたたかいカンパで発行することができました。改めて御礼を申し上げます。またご寄稿いただいた方々、ありがとうございました。なお、原稿に挿入されている写真は、制作費用の関係ですべてカラーにはできませんでしたが、どうぞご理解をいただきたいと思います。 /// 続きは本誌ご参照
日中友好の三部作に挑戦:津島に心よせて 合唱と語り構成 初演「花地蔵物語」~満蒙・開拓・原発2
大門高子
私はこの三十年程日中友好にこだわって創作し演奏活動と交流に取りくんできました。2001年の南京での200人余での演奏公演に取り組んでから25年近くになります。来年の春には25年目の13回目中国南京での紫金草の海外公演を計画しております。国内での演奏を主として中国での演奏に取り組む中で日中友好を願う草の根の交流は大きな感動と友好を願う取組みとなってきました。方正や葫蘆島も訪ねて「星火方正」からもいろいろ学ばせていただいて参りました。先日日中友好三部作目として『花地蔵物語』の東京公演に取り組みました。 /// 続きは本誌ご参照
改めて原発事故と満蒙開拓を思う:大門高子作詞・構成合唱組曲「花地蔵物語」に心よせて8
三瓶春江
私は大門高子さんとの出会いの中で、何度も何度も福島原発事故による帰還困難区域である、人が誰もいない津島地区で、被害の現状を見たい、知りたいというみなさまをご案内いたしました。そのご案内の中で、津島地区には戦後、満蒙開拓者が満州より引き揚げ津島地区に入植した方がたくさんいたことを開拓記念碑の前でお話をしたことを覚えております。 /// 続きは本誌ご参照
「福島津島村に心をよせて『花地蔵物語』~満蒙・開拓・原発」を鑑賞して13
小野由美子(高知市)
1月19日、93歳の母﨑山ひろみのたっての願いで東京へ行きました。王希奇「一九四六」宮城展で再生の大地合唱団として歌った大門高子先生の新しい組曲「花地蔵物語」の完成記念演奏会を聴くためでした。会場の小金井宮地楽器ホールは17時開場の前からたくさんの人が並んでいました。開演の18時には600人収容のホールは超満員になっていました。 /// 続きは本誌ご参照
悲しみ怒りと報復の連鎖を断ち切って:方正と撫順戦犯管理所への思い~方正に中国人の情け深さを想う! 「葫蘆島」を歌いながら16
姫田光義
はじめに私が属する合唱団「再生の大地」「花地蔵物語」は、撫順戦犯管理所に収容されていた日本人元戦犯が中国(1949年以降の中華人民共和国政府)指導部の「殺すな虐待するな、軍国主義の鬼でも必ず普通の人に返る」との政策と対応の下、釈放されて無事帰国後、「中国帰還者連絡会」を組織し、終生「反戦平和と日中友好」の運動方針を貫いて活動した、その歴史事実を「撫順の奇蹟」として歌っている。 /// 続きは本誌ご参照
ならぬならぬ19
田中 澄江
人は支え合って人間になった わたしとして あなたとして /// 続きは本誌ご参照
歴史の傷痕を抱きしめながら:731部隊 少年隊員たちの証言とともに20
エイミー ツジモト
かつて、中国大陸東北部に満州という日本が建国した傀儡国家があった。そこに、第二次大戦中「731部隊」と称する世界に類のない細菌研究所が存在した。最初はハルピン、ほぼ体制が整ったところで奥地の「平房」という寒村に土地を購入し、大掛かりな施設の建設をはじめていく。 /// 続きは本誌ご参照
ちひろと中国:いわさきちひろ没後50年に想うこと30
平山知子
いわさきちひろという童画家のことを、ご存じでしょうか?「ちひろカレンダー」で、名前は聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。 /// 続きは本誌ご参照
中国とエスペラントとビーガニズムと40
斎藤義典
この度、ご縁がありまして寄稿させていただくことになりました斎藤義典と申します。1963年に東京目黒で生まれ、その後は埼玉県川口市で現在まで暮らしております。地元の役所に28年間勤務したあと、東京・早稲田にエスペラントとビーガニズムをコンセプトにしたカフェ「SOJO(そーよ)」を開業し、7年が経ちました。 /// 続きは本誌ご参照
白旗を世界中で掲げましょう48
黒井秋夫
私たちはあらゆる戦争に賛成しません。戦争のない世界をめざします「白旗を世界中で掲げましょう」は戦争のない世界を引き寄せる積極的な非暴力行動です「汝殺すなかれ」は人間最初の道徳。人殺しが使命の軍隊とはどう理屈をつけても整合性は取れない。正当防衛、自衛権と言うだろうが、個人の正当防衛と国や集団の自衛権とは同じではない。 /// 続きは本誌ご参照
中国残留孤児・婦人二世・三世への教育支援活動に力を注ぐ:宮武正明さんに聞く50
松岡勲
香川県から1950年代に戦没者遺児の靖国神社集団参拝を体験された宮武正明さんに話を聞いた。「方正友好交流の会」の機関誌『星火方正燎原の火は方正から』(第35号)に、宮武さんご自身の香川県靖国遺児参拝体験について書かれていた。 /// 続きは本誌ご参照
“夜幕下的哈爾濱”時代の「ハルビン大陸学院」58
長谷川清司
ロシア語とロシア事情の専門家を養成する学校「ハルビン学院」と言う名はあまりにも有名なので耳にしたり、関係書籍を読んだりした方は多いのではなかろうか?反対に名称がよく似た学校「ハルビン大陸学院」という名前を聞いたことがある方は皆無か、或いはそんな名前の学校があったことすら全く知らないというのがほぼ100%ではなかろうか? /// 続きは本誌ご参照
『酒井定吉とその時代』を上梓して67
酒井誠
今年は、日清戦争(中国では甲午戦争と呼ぶ)開戦から130周年にあたる。この戦争に勝利した日本は、台湾及び澎湖諸島の領有権を手に入れ、以後その植民地支配は日本の敗戦まで続くことになったが、私の父酒井定吉は、この日清戦争が始まる前年、すなわち1893(明治26)年に静岡市で生まれた。 /// 続きは本誌ご参照
『流れ星のかなた 葛根廟事件からの生還』を上梓して73
大島満吉
37年前に書かれた私製本ですが、この度出版社(株)ユニコ舎の目に止まり、まえがきとあとがきをリニューアルして発刊されました。今では聞くことも少なくなった旧満州国での出来事です。 /// 続きは本誌ご参照
『流れ星のかなた 葛根廟事件からの生還』(大島満吉著)を読んで75
新谷 陽子
「葛根廟事件」は、後世に語り継ぐべき貴重な史実である。本書は、その惨劇からの生還を克明に描いており、私は「語り継ぐべき」という思いだけでなく、深い感銘を受けた。 /// 続きは本誌ご参照
日本の特撮映画と満洲:俳優、宝田明氏を追悼する77
山口直樹
『特撮ガガガ』という漫画がある。特撮にはまった「特撮オタク」の女子が、自らの趣味を素直に表に出せず、悩んでいる葛藤が、ユーモアとともに描かれている漫画である。この漫画はNHKでドラマにもなった。この作品では、大人の女子は、特撮などは卒業すべきものであり特撮作品をまだ見ているのは、幼稚ではずかしいことだという社会の価値観が、支配的なことが示されている。日本社会では漫画やアニメは、一定の市民権を得ているが、特撮に関しては、まだまだそうではないという現実を反映しているように思われる。 /// 続きは本誌ご参照
ある雑誌編集長の植民地教育の記憶85
斉紅深(編)/朴慧淑(訳)
新京(現長春)の南広場より順珠江路に沿って東の方へしばらく向かうと、銭湯が見えてくるが、その右側の小路にある古めいた『集賢マンション』という旅館がある。そこが、当時の記者養成所の学生寮だった。ただし、学生寮は南向きの広々とした温かい部屋のある前棟ではなく、その裏にある平屋である。日差しがないため、夏は暗く冬は冷え込むところであるが、部屋には1つのベッドが置かれるくらいの狭いスペースであった。少し大きめの部屋には3人、小さめの部屋には2人が泊まれる。 /// 続きは本誌ご参照
新著『「満蒙開拓民」の悲劇を超えて』について:松田ちゑさん、藤原長作さんらの人生を知ってほしい!95
大類善啓
この度、批評社より『「満蒙開拓民」の悲劇を超えて』(大類善啓編著)を上梓することになりました。思えば、私がハルビン市方正県にある日本人公墓に初めて参拝したのが1993年、もう30年ほど前になるでしょうか。公墓を前にした思いは今でも新鮮に甦ります。もし日本と中国の立場が逆だったら、日本が中国人たちの公墓を建てるだろうか、と思いました。答えは否でしょう。しかし今の中国政府ならこのような日本人公墓を建てるでしょうか。これも否ということになるでしょう。 /// 続きは本誌ご参照
胡暁慧さん一行来日、本会を訪問97
大類善啓
ハルピン市日本残留孤児養父母聯議会の胡暁慧名誉会長ら一行6人が4月12日(金)午前10時半、本会を訪問された。一行の招聘状は「方正の会」がある一般社団法人日中科学技術文化センターが出した。本会とも縁がある石金楷さんのアレンジでの訪問である。 /// 続きは本誌ご参照
パレスチナ問題の根源的な解決はあるか:シオニズム運動と訣別したエスペラントの創造者を思いつつ98
大類善啓(方正友好交流の会理事長)     転載元:国際善隣協会『善隣』(2024年3月号)
2023年10月7日、パレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃、それに対するイスラエルのパレスチナ・ガザ地区への徹底的な反撃は、世界の目をロシアによるウクライナへの戦争から一挙に、イスラエルとパンスチナとの長年の戦いに向けることとなった。 /// 続きは本誌ご参照
方正日本人公墓が私たちに問いかけるものとは―「方正友好交流の会」へのお誘い134
方正友好交流の会
1945年の夏、ソ連参戦に続く日本の敗戦は、旧満洲の「開拓団」の人々を奈落の底に突き落としました。人々は難民、流浪の民と化し、真冬の酷寒のなか、飢えと疫病によって多くの人たちがハルピン市郊外の方正の地で息絶えました。それから数年後、累々たる白骨の山を見た残留婦人の松田ちゑさんは方正県政府に、「自分たちで埋葬したいので許可してください」とお願いしました。その願いは方正県政府から黒竜江省政府を経て中央へ、そして周恩来総理のもとまでいき、「方正地区日本人公墓」が建立されました。 /// 続きは本誌ご参照
報告135
大類善啓
前号の37号入稿後、2023年12月1日以降にご送付いただいた会費及びカンパされた方々のお名前を以下に記して感謝の意をお伝えします。(敬称略、2024年5月13日までの分です。皆さん、本当にありがとうございました) /// 続きは本誌ご参照
 
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